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「「リナ!!」」
あたしに聞こえないようにひそひそ話をするため、少し離れて話をしていたガウリイとナーガの叫び声が聞こえたような気がした。けれどあたりの爆音が全てをかき消していく。
あまりに突然だった。殺気も気配すら何も感じなかった。あたしの足の真下から吹き上げる火柱、熱い、、、防御呪文を紡ごうと息を吸い込んだとたんまるで生きているかのようにあたしののどに炎が忍び込みあたしの喉と肺を焼いていく、、、、悲鳴をあげようにも声が出ない、、、息ができない、、、、、視界がゆがむ、、、、必死につなぎ止めようとする意識が薄れていく。
こんなところで、、、、、あたしの魂が悲鳴をあげながらも、必死に意識を保とうとする。しかしそんな抗いをあざ笑うかのごとく炎があたしの身体の外と内から焼いてゆく、、、、、目の前が暗くなる、、、、
意識を手放す瞬間、最後にあたしが見たのは炎の中に飛び込んできた金色の影だった、、、、
◆◆◆◆◆
まっくらな闇の中、ふと気がつくと、薄暗いランプのあかりの中、すっかり血の気を無くしたあたしがベッドに横たわっているのが下に見えた、、、
え〜〜っとこれってあたし死んだのかな?、、、、、なんか生きてるって気がしないんだけどな〜
極端に低下した思考能力でぼんやりとそう思う。ただよく見るとあたしの胸が弱々しく上下しているのが見えた。定まらない意識のもと、必死に考えを巡らす、、、そのとき声が聞こえてきた。
「すっかり、世話になっちまったな、、、、。」
視界が少しクリアーになる、、、ガウリイがベッドの横に座っていて、ナーガが少し離れて部屋の隅に偉そうに腕組みをして立っているのが感じられた。
「ふっ、あの程度の怪我を治療することなどこの白蛇のナーガ様にかかれば赤子の手をひねってお母さんにしかられる程度のこと、気にしなくてもいいわよ。けど、リナの命を救ったのはこの私。この街にいる間の宿代とご飯代はもって貰うわよ。」
まあっ!なんてあつかましい!!
「ああ、それぐらいかまわないよ。」
ガウリイ、何を納得してんのよ!こいつがどれぐらい食べると思ってんのょ!!
どうやらあたしは死んで無いようである。となると、これが俗に言う幽体離脱ってヤツのようである、、、、すなわち死んではないけど死にかけてるって訳ですか?
「けどあんたリナがねらわれてるって言ってたよな。誰がリナをこんな目に遭わせたんだ、、、知ってるなら教えて貰おうか、、、、、」
なんかガウリイが怖い、、、あたしが見たことの無かった、知らなかった男がそこにいた。
「ふっ、あなた、やっぱり噂通りのひとね。その殺気、、、、氷、、、普通、恋人がこんな目に遭わされたら、熱い、火のような殺気を放つはずよね、、、、でもあなたのそれは氷の冷たさだわ、、、、、、金色の悪夢の騎士、、、ナイト・オブ・ナイトメア、、、」
ナイト・オブ・ナイトメア??どっかで聞いた気もするんだけど、、、、だめだ、、、頭が全然働かない、、、、、、、、、思い出せない、、、、、
「そう呼ばれていた男がいたという噂は聞いたことがあるが、俺がその男だというのかい?買いかぶりすぎだぜ、お嬢さん、、、、」
こわいっ!ガウリイがガウリイでないような気がする。本能的な恐怖があたしの中を駆けめぐる、、、、、、、、、、、、、、、
「ふっ、あたしとしてはリナの隣にあんたのようなひとを置いておく訳にはいかないのよ。」
こりゃ!ナーガのくせに、なんでガウリイがあたしのそばにいるのにあんたの許可がいるのよ!!あんたはあたしの保護者か?
「消えて頂戴、って言いたいとこだけど、リナをねらっている連中のことを考えるとそうも言ってられないのよね、、、、、」
あっそうか!あたし、あの裏通りでいきなり火焔球かなんかくらったんだったっけ。
でもあたしをねらってるヤツって一体?
「俺はそのリナをねらってるって奴らが誰なんだって聞いているんだ。おとなしく聞いているうちに答えて欲しいんだけどな、、、、リナの命の恩人に、手荒いことはしたくないんでね、、、、」
ガウリイの氷のような声に実態がないはずなの身体が震えた。あたしの知ってるガウリイじゃない、、、、、、身体ががたがた震えるのを止められなかった。怖い、ガウリイが怖い、、、、、、、、、、、、、、、、
「ふっ、このわたしをどうこうできると思って、、、いっとくけど、リナの相棒はこの私。人が留守の間にちゃっかりと居座ったような泥棒猫が、いっぱしの口をきくものね。」
ナーガ、あんた何挑発してんのよ!!ガウリイは本気よ!!!!
「誰が泥棒猫だって、、、」
ガ、、、ガウリイ、、、、、怖い、こんなガウリイ見たことがない、、、、、怖いよ〜〜
「わたしはね、リナの金魚のうんちとまで言われた女よ、あなたなんて言われてるのかしら?」
だっ、、、、だから火に油を注ぐようなこと言うんじゃないの!!!
「うるせえ!俺なんかリナが俺の金魚のうんちとまで他人に言わしめた男だぜ。だいたいリナが俺の追っかけをするって言ってついてきたんだ。昔はいざ知らず、今の相棒は俺だ。譲る気ははないぜ、、、、」
うっ、、だ、誰が金魚のうんちですって〜!!!
「じゃあ、どっちがリナの金魚のうんちにふさわしいか、今この場で決着をつけましょうか?」
だっだからナーガやめなさいって、、、、、って聞こえるわけ無いか、、、、、、、
「いいだろう、」
ガウリイ、なに挑発にのってんのょ!!!やめなさいっていってるでしょう!!!
、、、だいたい、あんたらそんなに、金魚のうんちって言われたいのか、、、、?
立ち上がる二人、少し間をあけ対峙する。
ガウリイがブラスト・ソードの柄に手を軽く置き、ナーガが呪文を口にする。
「凍れる森の奥深く 荒らぶる者を統べる王
滅びをいざなう汝の牙で
我等が道を塞ぎし者に
我と汝が力もて 滅びと報いを与えんことを
『獣王牙操弾(ゼラスブリッド)!』」
「っはああっ」
力ある言葉と、裂帛の気合いが響き渡る。
しかしその力が解放されたのは対峙した相手にではなく、たがいに自分の背後に向けて放たれていた。一見何もない空間が突然ゆらめぎ声もなくアサッシンスタイルの黒装束の人影が2つ地に倒れ伏した。
「何者なんだこいつら?」
ガウリイのものとは思えない感情のない無機質な声が聞こえた。
「、、、セイルーンの影よ、、、、、」
これまた、ナーガのものとは思えない感情のこもらない平べったい声が聞こえた。
その声を聞きながら、あたしの意識は真っ暗な闇の中に沈んでいった、、、
◆◆◆◆◆
気がつくと、あたしはまた宙に浮いていた。
相も変わらずぼんやりとした頭で、ふわふわと部屋の天井あたりをさまよっていた。
あ〜なんかきもちいい、、、なんか幽体離脱って癖になりそう、、、、、、、、、、
「まだ熱が下がらない?」
人の声にまどろみかけていた意識が鮮明になる。ガウリイ、、、体力馬鹿のはずのあいつがなんかやつれて見える、、、ナーガは、、別にかわりはないようである。それどころか、なんか再会したときよりも元気そうに見えるのは気のせいだろうか?
「影の襲撃があった日から3日だぜ。せめて意識でも戻って目でも開けてくれたら
な、、」
「、、、ちょっとあんた、いいかしら?」
くぉら!あたしのガウリイに向かってあんたって何ょ!あんたって!!
「なんだ?」
ガウリイの青い眼が不安に揺らめくのが見えた。うっ心配かけてるようだな。まあ三日も意識が戻らなきゃ心配するわな、、、、あたしの状態はっと、、、
、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、ちょっと、、、、ひどいわね、、、、、
やけどは、ナーガが復活で治してくれたみたいだけど、あたしの、あたしの髪がーー毎日、毎日、一生懸命、がんばって手入れしてたあたしの髪が、、、、あたしの自慢の髪の毛が、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
ガウリイが好きだって言ってくれてたあたしの亜麻色の髪が、、、、、、、焼けて、縮れて、失敗したおしゃれパーマみたいになっている、、、、、、、、、、、、
うっ、、、、、怒りと悲しみがあたしの中で渦巻いていく。
ぜ、ぜったい許さない!あれだけ伸ばすのに何年かかったと思ってるのよ!!!影だかなんだか知らないけど意識が戻ったら、ぎっちょんちょんの、こてんぱんの、けちょけちょにたたきつぶしちゃる!!!!!!!!!!!!!!!!
しかし、二人の話はあたしの底なしの怒りと関係なく淡々と続いていた。
「リナの状態が日に日に悪くなっていることはあんたも気づいているでしょう。どうやら肺炎を起こしているようなのよ、、、、あの時、炎を吸い込んだようで、気管とか、喉を焼かれちゃったみたいね。その傷口が復活で治りきる前に体の中に病原体が入り込んだのね」
、、、、うっ、ちょっとそれはまじいんでないの、、、、、、、、、、、、、、、、
「けど、あんたの魔法で焼かれたところは治ったんだろ、だったら、、、、、」
、、、、そう簡単な話じゃないのよね、、、、、、、、
「ええ、だけどリナの体の中に入った病原体を駆逐することは魔法じゃ無理なのよ。
復活を使えば、いったんは体力は戻るけどそれは病原体にとっても同じこと。確かにリナの使う治癒よりは効果的だし、これが毒によるようなものなら復活をかけ続けて状態を改善させることもできるわ。でも復活をかけるって言うことは病原体も元気にするってことなのよ。今できることは薬草をつかった治療のみ、、、、、。それとリナの運に賭けるしかないわ、、、、、おそらく今夜がヤマよ、、、、、」
そうなのである。昔、故郷の姉ちゃんが風邪をひいたとき、ならいたての治癒の魔法を試したくて、姉ちゃんにかけて、、、、、肺炎までこじらせちゃったのよね、、、、、、、
あの後の、お仕置きって言ったら、、、、、、、、、、、
ナーガの深刻な話をガウリイの奴どこまでわかっているのか、、目を静かに閉じ、まるで寝ているかのように話を聞いている、、、、、、、、本当に寝てんじゃないだろうな、、
もしそうなら、、、、、、泣くぞ、わたしゃ、、、、、、、、、、
ガウリイが、静かに目を開いた。ほっ寝てたわけではなさそうである。
しかし、その青い眼には、畏れとか不安といった色はみじんも感じさせない澄んだ決意の色だけがあり、その開いた口から発せられた言葉はあたしの予想もしないものだった。
「そうか、、、、話の内容はようわからんが、今夜あたりリナがやばそうだって話だな。どうやら、今夜あたり来そうだな、、、じゃ、リナをよろしく頼む。」
そして彼は立ち上がり剣をその手に携え部屋を出て行こうとした。
、、えっガウリイ、どこ行くつもりなの!
こりゃ!!あんた本当にナーガの話ワカってんの!!!あたしが今晩やばいって言ってるでしょうが!!!!
、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、がうりい、、そばにいてよ、、、、、
手、握っててよ、、、、、、、、、おいていっちゃやだ、、、、、、、
その行動にさすがのナーガも色めき立ってくってかかる。やれ!!ナーガ!!!ガウリイをお願い行かせないで!
「ちょっと、あんた、どこに行く気?リナのそばにいてやろうって思わないの?今夜が峠だって言ってるでしょ?あんたがそばにいなかったらリナが目を覚ましたとき不安がるじゃないの!!」
そうだ!そうだ!あんた、いつだって一緒にいるって言ったじゃないの!!!一生そばにいるって言ったじゃないの!、、、、、、、、、、、、、、、あたし、もしだめでも、、絶対、一回は起きるから、、、、起きてあんたの顔を見て言いたいことがあんのよ。
まだあんたに口にしていって無いのよ、、、、、そう、、あ、、愛してるって、、、恥ずかしくて、、、いつか言えばいいって、、、、わかってるだろうから別に言葉にしなくても、、って逃げてたけど、、、他にも伝えたいことがいっぱいあるもよ!お願い、ガウリイ、行かないで!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ガウリイは、ドアの前で立ち止まり振り向き穏やかに笑った。いつもの、いつもの、、、あたしの大好きなあの笑顔がそこにあった。その顔を見たときはっとした。
「俺は俺のできることをする。ここにいてリナの役に立つのは俺じゃなくあんただ。
俺は、、、、戦ってくる、、、」
「馬鹿じゃないの、あんた、リナが必死に生きようとしてるときに、敵討ちをするですって。そんなことをしてリナが喜ぶと思って、、、まあ喜ぶかもしれないけど、、、、、
だいたい影がどこにいるかわからないわよ。」
ナーガはあざけりのこもった、あきれた声をガウリイに投げかけた。
誰でもそう思うだろう、自分の相棒を生死の狭間に追い込んだその元凶を討つ。けど、ちがう。あたしの知ってるガウリイは、、、、、あたしのガウリイはもっと馬鹿だ。
「だれがそいつらと戦うって言った。そんな奴らリナが元気になりゃ、こいつが自分で
片を付けるさ。そうできるように俺は自分のできることをする。、、、、、、、、、、、
何度か戦場で会ってるんだよ、、俺は、、、今夜あたり、リナを迎えに来そうな気がするんだ、、死神がな、、勘だけどな、、、、」
ほら、、やっぱり、、馬鹿だ、、、、
「、、、死神ですって、、、、」
ナーガの声に驚きとかすかな不安のにおいがした。
「ああ、、戦場でも気配しか感じなかったし、この眼で見た訳じゃない。けど、あいつが来たら周りの気温が下がるんだ、、背筋が寒くなるって言うか、、、死臭がするって言うか、、、勝てる気はしなかったし、戦おうって気すら起きなかったんだけどな、そのころの俺は、、、、、まとわりついてくる、死臭になれちまったというか、、、
リナと出会ってからはしばらくそんな気配も感じなくなってたんだけどな。このまえ、ちょっと上の魔族とやりあったとき久しぶりに感じたんだ。あの、、思い出したくもない臭いをな、、、そして、見ちまったんだ、、笑いながらリナの首に鎌首を当ててやがるあいつをな、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、。
その時は気合いではじき飛ばせたけど、、、あいつのことは何となくわかる。あいつは律儀なヤツで、窓とか、壁をすり抜けるとかはしないんだ、、、、玄関から堂々と入ってくる、、、だから、玄関のホールでそいつを迎え撃つ。」
そう言いきる男の青い眼には、迷いはなかった。
ちょっと上の魔族、、、あの戦いで、あたしは、たしかに「死」のにおいを嗅いだ。そう今までになく濃厚に、、そして間近に、、、、、、、、、、、、、、、、、
そうあの時、あたしの死角に回り込み、あたしを切り伏せようとした魔王ルーク・シャブラニグドゥに向けてガウリイは、剣を投げつけようとした。あのとき、ガウリイには見えてたんだ、、、、、、、、。
あれが、、死神、、、、、、、、あの時の身体の芯に残った「死」のにおい、、、、、、
あの時の恐怖、、、、、、、、、あんなものとガウリイは戦おうというの、、、、、、、
「、、わかったわ。、、」
ナーガがあきれたように言葉を発した。
「そっちこそ頼むぜ、リナのこと。」
まるで、ちょっとそこまで買い物に行くかのように軽く言う、、、、、、あんた、、、、やっぱり馬鹿よ、、、、、、、
「まっかせなさ〜い!」
明るく言うナーガ、、、あんた、、、、何も考えてないでしょう、、、、、、
ドアの方に歩き出すガウリイ、少しだけ立ち止まり背中を見せたまま、つぶやきだした。
「もし、リナが目を覚ましたら言っておいてくれ、、俺をルークのようにしないでくれ
と。リナにはそれで通じる、、、。俺はあの時、ミリーナを守ってやることができなか
った。奴の気配を感じることもできなかった。だが、昔の俺に戻れば、、、、、、、、悪
夢の騎士ーナイト・オブ・ナイトメアに戻れば、、、、、、、できるはずだ、、、、」
ガウリイ、、、あんなに、避けていた自分の過去、、、、、、、、、、、、、、、、、
触れることすら拒否されて、、あたしにさえ教えてくれずに忘れたがっていた過去。
傭兵達の伝説、、、悪夢の騎士、、、如何なる戦場でも、ただ一人生き残る伝説の戦
士、、、、
戦が終わったとき、累々たる屍の中、、、敵はもちろん、、味方さえも、、息するもの無きこの世の地獄の中、、そのものだけが立っている、、、
悲しみと、孤独を友とし、、血の海を歩くもの、、、
そのもの、蒼き瞳と金のたてがみを持ち、、冷たき光を携えし者、、
死神にもっとも愛されし者、、すなわち悪夢の騎士、、ナイト・オブ・ナイトメア、、
ガウリイだめ!、、あんたは、、悪夢の騎士なんかじゃない!あんたは、、あんたは、、、、、あたしだけの脳ミジンコの剣術バカ、、、、このあたし、リナ=インバースがもっとも愛した男、、、、、、、、、、、、、、、、
あんたがあんたじゃなくなったら、、、
あたしは、、、、、あたしは、、、、
ううん、、違う、、ガウリイは、、ガウリイは、、あたしのために、、、
自分の無力さに視界がぼやける、、、ガウリイをそこまで追い込んだのは、、このあたしなんだ、、、、
あたしは、拳をぎゅっと握りしめ、その拳でぐいっと顔をぬぐった。
あたしは、あたしにしかできないことをする。そう、こんな幽体離脱で苦しさから逃げていたらだめなんだ。
あたしは、ベッドで寝てたときのことを思い出した。息が苦しくて、あまりの苦しさに耐えかねて、あの身体から逃げ出してきたんだ。
ガウリイ、あたしもがんばる。あの身体に戻って、戦ってくる。
だから、、だから、、
あたしは、ふわふわと漂いながらガウリイに近づき、その身体をそっと抱きしめた。
「死なないで、ガウリイ、、たとえあんたが、どんなに変わっても、、あたしのいる場所は、、あんたの隣よ、、、あたしもがんばるから、、、」
そして、その唇にそっとあたしからの初めての口づけをした、、、、、、、、、、、、
ガウリイが、ふっと優しそうに笑った。あたしは、ゆっくりと抱擁をやめ彼を解放した。
ガウリイは、しずかにドアを開け部屋を出ていった。
さてと、自分の身体に戻ってあたしはあたしの戦いをしますか!
そう思ってると、ナーガが、ベッドの上で苦しそうな表情で眠り続けるあたしの身体にむかい、その焼けて縮れてしまった髪をなでてなおしてくれながらささやいた。
「リナ。あんたがその身も心も許した男はあんな男だったのね、、、死神と戦うですっ
て、、、、、リナ、あんたもしかして、本当にすごい男を捕まえたかもしれないわね、、
もし、リナを守りきることができたなら、、、あなたの隣にあいつが立つことを少しは認
めてあげるわ。リナ、あなたが明日の朝日をおがめたら感謝することね。この白蛇のナー
ガ様とあなたのおとこに、、、、」
ふっあったり前よ!あたし人を見る眼には自信があんだから!!もちろん感謝したげるわ。
もちろんガウリイがメインだけど、ちょっとだけあんたにもね、、、、、、、、、でもいっとくけど、、、あの、、、その、、、心は許したんだけど、、、、、、、、、、、
、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、体はまだなんですけど、、、
そして、あたしはナーガの頬にチュっとかるく唇を寄せそのまま自分の身体に飛び込んだのだった。
◇◆次回予告◆◇
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瀕死の重傷のあたしを助ける為、その為に封印していた過去の自分・・・『ナイト・オブ・ナイトメア』に立ち戻り『死神』と戦う決意を固めたガウリイ。ガウリイがなんであれ、あたしの相棒はあんただけだからね!
それはともかく。どしたのナーガ?ガウリイの剣がどーかした?
次回 第三話 『戦闘準備完了!?嵐の前の静けさ』
次も読んでくんなきゃ暴れちゃうから☆
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♪リナがいきなり大ピーンチ!!幽体離脱してる場合じゃないでしょ〜!?
ガウリイとナーガのリナの取り合いがツボで、ガウリイの過去にはドキドキでした。リナ、リナが思う以上にガウリイに想われてるんだね!!それにナーガからも(笑)
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