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〜〜〜〜だぁあっっ〜遅すぎるっ!
あたしは森の中の巨大な木の下で、イライラしながらガウリイを待っていた。
森の中はすでに薄暗い。頭上を見上げると高い色鮮やかに紅葉した木々の隙間から、紅葉した葉に負けないほど鮮やかな夕焼けが覗いている。
秋の日が落ちるのは早い。すぐにあっと言う間に暗くなってしまうだろう。
「ったく、あのくらげっ!まさか待ち合わせ場所忘れたっていうんじゃないでしょーねっ!」
――――ぐきゅうぅぅぅっっ・・・・
あたしの叫び声に反応するように、盛大にお腹が鳴った。
同時にあたしの我慢も限界を超えた。
心配していても、お腹は減るのだ。
この森に不穏な空気はないから、どうせ迷っているのだろう。
「もう待ってらんないわ!ガウリイなんて放っといてご飯にしちゃうんだからっ」
言いつつあたしは外して持っていたマントをバサっと広げた。
そこにあるのは、キノコの山。
そう。あたしたちはここにキノコ採りに来ていたのだ。
れっきとした、依頼として。
秋の山は美味しいものの宝庫。
雨が降るごとにキノコがニョキニョキ生えてくる。
あたしたちがこの村に立ち寄ったのも、絶品のキノコ料理が食べられるとあったからだ。
この辺の山には、ここでしか採れない種類のキノコも多いらしい。
早速、この村自慢のキノコ料理を食べて大満足したあたしたちが、宿を見つけに村の中を歩いている途中で見つけた小さな薬屋。
このくらいの小さな村なら魔法医はいないことのが多い。多分医者も兼ねているんだろう。
ちょうど常備薬も切れてきた頃だったし、目に止まったので中に入ってみたのだ。
んで、ここのじいさん・・・マッシュさんから依頼を受けてしまったのだ。
その依頼とは、あるキノコを採ってくること。
なんでもこのマッシュさん。
薬草だけではなくキノコからも薬を作り出す名人なんだそうだ。
今年もいよいよキノコの時期。材料を手に入れる為、シーズン最初に山に入った時に崖の近くでキノコを取ってて足を滑らせてしまったらしい。しこたま腰を打ち付けてしまってしばらく動けなかった。
今は座りながらなら仕事出来る程動けるようにはなってきたが、山に入って動き回るのはまず無理。
でも、材料を手に入れないことには仕事にならないってんで、わらをも縋る思いであたしたちに泣きついてきたって次第。
んで、依頼料の変わりにあたしたちに渡されたのが、『特別鑑札』。
さすがにキノコがメインの村だけあって、この時期はキノコ泥棒も出るらしくて、山の入り口には監視の目が光っているから、村人以外が山に入る時はこの『特別鑑札』がなければいけない。
反対に、これがあれば村人以外でも山でキノコを自由に採れる、といった代物だった。
そう。あたしたちへの報酬は『自分たちで採れるだけのキノコ』なのだ。ただし、期限は3日だけ。
あたしたちはそりゃあ、張り切った。
まだ、さっき食べたばかりのキノコ料理の数々の味が舌の上に残っている。
自分達で採ったとなれば材料費はただ!
本来の目的を忘れない為にと渡された薬の材料のキノコの絵をもらって早速山に入ったあたしたちは、夕方この木の下で落ち合うと確認して、別行動でひたすらキノコを採っていたのだった。
「網焼きにバター焼き。キノコ汁も美味しいわよねー♪」
パチパチとたき火が弾ける。
野宿は基本的に好きじゃないけれど、今回は別。
ギリギリまで粘ってキノコを採るには森の中でそのまま野宿するのが一番だ。
夜は確かに冷えるけれど。でも、今は森の中一面に紅葉した葉っぱがまるで柔らかな絨毯のように厚く落ちている。
落ちて間もない葉っぱだからそんなにカサカサ言わないし、掻き集めれば結構寝心地のいいベッドが出来るのだ。それに結構保温力があるし。
そんなわけで、あたしはガウリイを待たずにさっさと野営の準備をしてから、嬉々としてキノコ料理を始めていたのだ。どーせガウリイのことだから、そのうちいい匂いにつられて戻ってこれるんだろうし。
豪華に調理されたキノコも美味しいが、塩を振り掛けて焼いただけとか、ちょっとバターとしょうゆを垂らしただけの蒸し焼きとか、そういったシンプルな料理の方がキノコの味が引き立ってあたしは好きなのだ♪
鍋にたっぷりの水とぬめりを帯びたキノコを軽く洗ってから中に入れて火にかける。本当はここに鳥とかウサギの肉とお野菜が入れば言う事無しなんだけれど、干し肉でも充分美味しいはず。
こっちのかさが大きく開いてるのは石突きをちょっとだけ取って軽くあぶればいいでしょ。
さすがにキノコの宝庫の山だけあって、あたしの広げたマントの上にはたくさんの種類のキノコが溢れている。
中にはあたしが始めて目にするキノコも結構あったけれど、昼に料理で出された時に一応確認はしておいたし、毒キノコの見分け方は昔まだ小さかった頃にねーちゃんに身を持って教えてもらったから多分大丈夫なはず。
「それにしても・・・変な色のキノコよねぇ、これ」
鍋が煮え立つまでキノコを選り分けていたあたしの手が、ふと1本のキノコを取った。
それはかさがまるで花びらのように分かれていて、とても小さい・・・あたしの小指の長さほどのキノコ。
マッシュさんから渡された、薬用のキノコ一覧の中にあった物の1つだった。
一見、花と間違えてもおかしくない形。でもその色は淡い緑色をしていた。まあ、色に関して言えば、普通のキノコの方が何とも言えない色をしている事のが多いんだけれど。
暗くなるとやっぱり薄緑に発光するキノコも中にはあるけれど、それとはまた全然違ってる。
およそ、キノコという概念からは外れている色彩と形。だから長い間村の人でさえも、これがキノコだと思っていなかったそうだ。
「一体何の薬になるんだろ・・・?」
薬にするくらいだから毒キノコってわけじゃないだろうし。
しげしげと観察すると、どこか甘い香りが鼻孔をくすぐった。
「匂いまで花っぽいし・・・美味しいのかな?」
匂いをそのまま味覚へと信じさせるなら、甘い生クリームのたくさんついたケーキのような、そんな感じ。甘いキノコなんて知らないけど・・・・かなり興味が湧いてきた。
「・・・でも、もしこれがただの珍しい甘いキノコだとしたら、昼間食べたキノコ料理のフルコースにデザートとして出てきてもおかしくないはずだし・・・」
でも、実際のところは料理に出てきてない。
摘んだ指先でくるくる回す度に、微かな匂いがふんわりと広がる。まるであたしの胃を誘惑するかのように。
あー・・・でも、でも〜〜〜〜
甘美な誘惑に揺すぶられていると、不意にガサガサと枯れ葉を踏みならす足音と人の気配が近付いてきた。
ピクンと一瞬緊張し、即座にこの事態をおさめる打開策が頭に閃く。
―――――・・・・そーよ、この手があるじゃない♪
振り返ると、そこにいたのはやっぱりガウリイ。
あたしはにっこり微笑むとひらひらと手招きした。
「ガウリイ、おっそーい!」
「・・・・遅いって・・・お前が待ち合わせの木を間違えてたんだろうが。俺はあっちでずっと待ってたぞ?」
「へ?」
大きなため息をつきながらガウリイがあたしの頭をコツンと軽く小突いていく。
「まぁ、何かあったわけじゃなさそうだからいいけどな。旨そうな飯作ってくれた匂いのおかげで無事に会えたし」
でもすぐに苦笑して、いつものようにわしゃわしゃと髪を掻き回した。
「ええ〜!?待ち合わせ場所間違えたのってあたし?ガウリイが迷ってたんじゃなくって?」
「リナの方さ。この森、似たようなでかい木が結構あるから、別れる時にさり気なく木の幹に俺の髪の毛を目印につけておいたんだ。この木にはないだろう?」
「・・・・・ガウリイがそんな知恵使うだなんて・・・!」
「・・・・あのなぁ。リナが森とか山の中では結構方向音痴だってことは今まででわかったからな。そのくらいの対処はしておかんと」
・・・・うっ・・・普段はクラゲ頭なんだから、そんな余計な事実を覚えてなくてもいいのに・・・
過去を振り返ると、まぁ、いくつかそんな事実もあったかもしれないが。
「ゴホン・・・まぁ、過ぎたことはいいとして!」
「・・・・いいのかよ」
「このあたしがせっかく待っててやったんだから、さっそく御飯にするわよ!」
話題を変えたあたしに、ガウリイのお腹がぐぅ〜・・・と鳴って、顔を見合わせると同時に笑った。
―――――かくして、いつも通り・・・それ以上の壮絶なバトルが夜の森の中で繰り広げられたのだった。
「食ったなぁ〜〜〜・・・」
「食べたねぇ〜〜〜・・・」
ガウリイが採ってきたキノコもあらかた食べつくして、あたしたちは至福の時を過ごしていた。
ほんっとうに美味しいわ、ここのキノコ♪
余は満足満足♪後は・・・・
ごろんとたき火の側で寝転がったガウリイも、至極満足そうな顔をしていた。
――――計画を実行するべき時が来たって感じよね。
あたしは食後の香茶をいれたカップを両手で持って、ガウリイの隣に座り込んだ。
「はい、ガウリイ」
「おっ、ありがとう」
起き上がったガウリイが嬉しそうにカップを受け取った。
「ねぇ、ガウリイ。食後のデザートしたいって気分じゃない?」
「いいなぁ、それ。何かあるのか?」
香茶を口にしながらガウリイが嬉しそうに目を輝かせた。まるっきり子供のような期待に満ちた表情にちょびっとばかし罪悪感も滲むけれど。
クスクス笑いながら、あたしは例のキノコを取り出した。
「はい、これ」
「・・・って、キノコ・・花・・・?」
「キノコみたいよ。でもほら、甘い匂いがするでしょう?」
どうやらガウリイはこのキノコが依頼の中にあった薬用キノコだって事を忘れているらしい。
もっとも、渡されたキノコの絵の紙は一枚きりだったので、ガウリイにはざっと見せただけで、後は『毒キノコ以外は見つけ次第片っ端から採ってくること』って言っただけだから。
ガウリイの記憶力で、ちょっとだけ見たキノコの絵と実物が一致する可能性はかなり低いし。
「へえ、変わったキノコだなぁ。生のままで食えるのか?」
「多分ね。大丈夫よ」
「・・・・・おいおい、俺は毒味かよ」
口の手前までもってきた手をピタっと止めて、うろんげな目であたしを見てくるガウリイに、チッチッチッと指を振ってみせた。
「大丈夫だって。毒キノコなんてわざわざ採ったりしないわよ。万が一の時はちゃんと毒消しの呪文唱えてあげるからさ」
そうそう。
あたしが毒味なんかして万が一あたっちゃったら、どうしようもないじゃない?
その点、ガウリイだったら。あたしとは基礎体力からして違うから、万一あたっても大丈夫そうだし、あたしなら毒消しの呪文も使えるし。
「・・・それが毒味って言うんだろうが・・・」
ジトっと見たけれどあたしは笑顔を崩さない。はぁっと大きなため息をついてからガウリイはまじまじと手にしたキノコを観察始めた。
クンクンと匂いを嗅ぎ、爪でかさを軽く引っ掻き、毒性が無さそうなのを感じて恐る恐る少しだけ口に含む。
「・・・・・どう?」
「う〜ん、どうって・・・・・・うっ!?」
むぐむぐと味わっていたガウリイが突然口を押さえて前のめりにうずくまった。
「ガウリイ!?どうした・・・・うきゃあっ!?」
慌てて側により覗き込んだあたしの腰を、太い腕がかっさらう。
勢い良く引き倒されたにも関わらず、あたしの背中には柔らかい衝撃しか走らない。落ち葉のベッドはやっぱりふかふか。ああ、作っておいてよかった・・・って、そうじゃなくって!
「ガ〜ウ〜リ〜イ〜。騙したわねっ!?」
あたしにのしかかって真上からクスクスと嬉しそうに笑いながら覗き込んでいるガウリイの、落ちてきた前髪をパシっと払い除けた。
「そうやって俺の事心配するくらいなら、最初から毒味なんてさせるなよな」
「誰もクラゲの心配なんてしてないわよっ」
赤くなった顔で睨み付けても、この体勢じゃ全然迫力なんてでやしない。
まったくこの男。あたしをからかう時だけは頭使うんだから。
「ずるい女だよな・・・・ほら、食べてみな」
まだ笑いながらガウリイがさっきの食べかけのキノコをあたしの口に寄せた。
「・・・・変な味しなかったでしょうね?」
「大丈夫だって。毒は入ってないから」
うろんげな眼差しで悪戯を企んでいる青い瞳を覗き込む。こいつがこういう目をしている時って、ろくでもない事考えてることが多いんだけど。
半分かじって、花びらが欠けたキノコから、再びふわっと甘い匂い。
その香りと促す視線に、あたしもそろそろと口をつけた。
――――むぐむぐむぐ・・・
「・・・甘い・・・といえば甘いけど・・・」
「匂いに騙された感じだろ?」
眉をしかめたあたしにガウリイが苦笑する。
確かに匂いから想像出来るような甘さじゃなかった。よく味わって微かに感じる、そんな程度。
「なぁんだぁ、がっかり。せっかく甘い物食べれるかと思ったのに」
「確かに期待しちまった分、甘い物は食べたいよなぁ」
残念そうな声音のあたしに、似たようなセリフを吐きながらも楽しそうなガウリイの声色。
「口直し、欲しいんだけど?」
「そんなの持って来てないわよ・・・・って・・・!?」
はたと気付いたあたしに、ガウリイはこの上もなく楽し気に頷いた。
――――・・・あはは・・・この体勢からだと逃げられっこないってやつ・・・・?
今さらながら、いまだにのしかかられたままだった事を思い出した。
森の中はすっかり闇。
たき火の赤い炎だけが浮き上がっている。
外気が湿気と共に冷えを伝え始めたけれど、身体の下には木の葉のベット。身体の上には覆いかぶさったガウリイ。その2つに囲まれたあたしは、寒くない。
誰もいないし・・・あったかいし・・・何だかさっきのキノコの甘い匂いが残ってるし・・・いつもだったら外でなんてイヤだけど・・・まぁ、いっか。
「・・・明日は早くからまたキノコ採りするんだからね」
「わかったよ。手加減するから」
「・・・・・そう言いながらいつも忘れちゃうくせに」
「うっ・・・だってなぁ、つい・・・」
赤くなったままのあたしの顔を余裕で覗き込んでいたガウリイの表情に、焦って照れた色が浮かんだのを見て、くすりと笑った。
流れ落ちて来ていたあたしを覆うガウリイの長い金髪をクイっと指で絡めて引き寄せて。
世界中で一番甘いデザートを、あげたのだった――――
◇◇◇◇◇
「咳止め、痺れ薬、下剤、笑い粉、虫よけ・・・・くらいでいいかしら」
「・・・・下剤や笑い粉なんて何に使うんだ・・・?」
「それはそれ、備えあれば憂い無しってね」
山から戻って来たあたしたちが依頼品のキノコの数々を手渡すと、喜んだマッシュさんが依頼料とは別に自分が作ったキノコの薬を少し分けてくれたのだ。
それにしても、よく食べたなぁ、キノコ。
あの後山に入る人は泣くかもしれない。あたしたちがあらかた採りつくして食べちゃったもん。
でも、ちゃんと依頼は果たしたし、れっきとした依頼料だったんだから、あたしたちのせいじゃないもんね。
喜んでキノコの仕分けを始めたマッシュさんに、あたしはふと聞いてみた。
「そう言えば、薄緑の花みたいなキノコって、一体何の薬になるんですか?」
「おお、これか?」
食べてしまったのでまた探し出したあの甘い匂いのキノコを手に取ったマッシュさんが、ニコニコと振り返って説明してくれた。
「企業秘密じゃから詳しくは言えんがな。このキノコをある酒に漬けてこの香りを酒に移すと、惚れ薬になるんじゃよ」
「惚れ薬ぃ!?」
思わず大きな声を出してしまったあたしに、棚からマッシュさんが小さな小瓶を取り出した。
「このキノコと同じ薄緑色でな。効果は絶大でなかなかの売れ筋商品なんじゃ。狙った相手の酒に入れて飲ませると、いちころ、ってわけじゃな」
嬉々として語ってくれるマッシュさんに、あたしは必死で顔が赤くなるのを我慢して、恐る恐る更に訊ねた。
「えっと・・・これをもし生のまま食べたとしたら・・・?」
「ん?効果は変わらんぞ・・・いや、多少は落ちるか」
「じゃあ、すでにお互いに惚れてる相手に使った場合は?」
うぎゃあ!?なんつー余計なことを聞いてくるんだ、ガウリイ!
焦って口を塞ごうとしたあたしの手を軽々と封じて、ガウリイが意味ありげに笑う。
いいっ。もう聞かなくてもいいってば〜〜〜〜
「恋人同士で使えば、まぁ、表面的には変わらんが。媚薬的な効果は望めるじゃろな」
「やっぱりな。あん時俺だけじゃなくて結局リナも・・・」
「それ以上言うなぁぁぁぁっっっ!!」
―――――ぼんっ・・・・・
ガウリイにスリッパを叩き付けて黙らせてから、しゅううぅぅ・・・と、頭から湯気を出すほど一気に真っ赤になってしまったあたし。
それ以上その場にいるのに耐えられず、お礼もそこそこにあたしはマッシュさんの店を後にした。
―――――余計な事、聞くんじゃなかった〜〜〜〜
だから、あたしがいなくなった後でどんな事があったのか、知る由もない――――
「苦労してるねぇ、にーちゃん」
「まぁ、あいつの照れ屋は今に始まった事じゃないし」
「・・・・持ってくか?」
リナが店を出ていってから起き上がったガウリイを見て、マッシュさんがニヤっと笑った。
その笑みを見て、ガウリイもニヤっと笑い返す。
――――男はいつになっても男って事だろう。
ピコピコと手にした小瓶を差し出されて、俺は素直に受け取った。
「んじゃ遠慮なく」
「バレんようにな」
「大丈夫。あいつが忘れた頃に使うさ」
言いながら割れないように布で包み、荷物の一番下に隠すガウリイは、丁寧に礼を述べてから、にこやかな表情でマッシュさんの店を出て、小走りに照れ屋で可愛い彼女を追い掛けていった。
◇◇◇◇◇
――――その後、その小瓶の蓋が開かれたかどうかは、内緒の話である。
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