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夜中に、ふと目が覚めた。 「ったく……風邪ひいたらどうするつもりよ」 もう一つの毛布を広げようとして、あたしはそれがあたしをくるむために使われていることに気がついた。 「真冬じゃないんだから……ホント、過保護よね」 そっとガウリイにかける。 ……一緒に旅を始めた頃は、こんな無防備な寝顔見せたこと無かった。 でもずっと変わらないものも、ある。 「心配性と、過保護。あと………くらげのくせに鋭いとこ」 そして、あたしにくれる……安心感。 知らない間に何かが始まって。 なるべく音を立てないように、木ぎれを焚き火の中に入れる。 優しく降り注いでくる、金色の光。 「………何か、ガウリイみたい」 あたしがどんなに急いでも。 ………どんなに危険な戦いに巻き込んでも。 振り返るといつもそこにいて、優しい笑顔を向けてくれて。 当たり前のようにガウリイはいつもそうしていて……でもそれは決して当たり前なんかじゃない。 「どうして、あんたはあたしと一緒にいるの……?」 お互いが起きてい時には決して口に出せない言葉。 夜空にかかる、金色のお月様。 言ってみよう。 「………あんたが、どうして一緒にいてくれるのか、分からないけど……… あたしの命と引き替えにしても、あんただけは死なせないから。 何よりも大事な、あんただけは…… 「お休み、ガウリイ……」 これはあたしと月だけの。 |
♪Lilyさまから『Fixed ster 〜道標』のリナサイドまでいただけましたv
ああもう、リナが何でこんなに可愛いんでしょうvv
月の姿に、ガウリイを想うリナがちょっと大人びて見えて。すごく優しい眼差しでガウリイの寝顔を見つめているんだろうなぁって思えました。
可愛い中に潜む独占欲がいじらしくて、素敵ですvv
こんなにツボを刺激する素敵なお話を、本当にありがとうございました♪