呪い

〜第一章『眠り姫』〜


       逢いたいな私のベイベー
       夢見るような  暗い海辺
       真っ赤な手  真っ赤な手  真っ赤な手のひらで
       探してよ
       私の闇を  振り払うその手は
       ここには  もう  いない
       生きている誇りもなく  誰かが言う
       「ただのわがままの果て」
       解らないよう
       目を、 目を、 目を、  覚まさないのよ  
                      さませないのよ

 

 

 

  ねぇ、あなたは誰?
  解るの
  その金色の髪も 蒼い瞳も 何もかも
  でも解らない
  誰?あなたは誰? 
  あたしに襲いかかる「闇」を
  すべての「闇」を、「汚れ」を斬り払う あなた
  誰?
  解らない 
  目を覚ませない
     覚まさない・・・
 お願い
  探して あたしを・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「リナっ!!」
 叫んだ自分の声で、俺は目を覚ました。
 汗でぐっしょりと濡れたパジャマがまとわりつく。
 少女のぬくもりが近くに無いことに気づくと、急に体が冷え始めた。
 「リナ・・・。」
 いつまでたっても慣れない。これだけには。
 もう、2年が経とうとしていた。
 リナが、俺の「護るべき女(ひと)」がいなくなってから。
 探し続けて、何度も諦めようとした。でも、そんなことは、俺には当然できない。
 それをあざ笑うかのように、ゼロスは現れる。
 おそらく、俺の負の感情を喰いに。

 

 しばらくの間、ぼーっとしていた。
 『これが最後の街』
 思って、自嘲めいた。
 何度、同じ事を思った?
 何度、それに失敗した?
 苛立ちや虚しさをごまかして女を抱いても、途中で冷めてしまうのは、それほど深い場所に、リナがいるから。
 護るものを失って、酒におぼれても、途中で目が覚めて寒気がする。
 ずっと見続けている夢。
 あの声は、リナだと確信している。  
 だから諦めきれない。リナの死を信じられない。
 信じたくない。

 

 遅い朝の日差しを浴びて着替えると、俺はのろのろと足を引きずるように部屋から出る。
 いつものこと。
 リナを見つけるためにーーー 

 

 


    

    血塗られた真っ赤な手で
    あたしの髪を優しくなでる
    あなたは誰?
    解らない
    解りたいの
    たくさんの返り血を浴びて
    でも瞳は美しいままで・・・
    あなたは 誰?
    あたしを救けて・・・ 

  

 

         逢いたいな私のベイベー
         夢見るような唄の調べ
         真っ赤なドア  真っ赤なドア  真っ赤なドア
         誰?  たたいてる  たたいてる?
 
         私の髪を  なでる愛しい手は
         ここにはもう  いない  いないよ
         残されて腐ってゆく  私は言う
         「終わらない愛なんて」
         解らないよう
         目を、 目を、 目を、  覚ましたいのに
                        覚ましたいのに
            
         真っ赤な手 真っ赤な手  真っ赤な手のママ  抱いてよ。

 

 

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あとがき☆
すっかり遅くなりました。すんません。
「呪い」の続き。第一章「眠り姫」お届けします。
なんか途中で何書いてんだかわからなくっ!!(ダメじゃん)
ガウリイの独白(?)みてぇなもんです。
変な文章・・・。ごめんなさい。
でも、これだけはっ、歌の歌詞で埋めたかったのさぁ!!
だってピッタリなんですよ!これが!二人に。
うん。
つぎはちゃんとお話にします。(歌詞つきで☆)
ごめんなさいねぇ・・・。
では!   


 

♪遂に本編の始まりです!!うわぁ〜〜、ガウリイが切なすぎです・・・

でもっ!!きっと見つけてくれると信じてますわ!!

頑張れ、ガウリイ!!!